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buttoblog

ぶっとびの活動場所。ゲーム音楽とか作曲とかバイオリンとか日常とか。

playing game music!!〜光田康典特集〜 at ザムザ阿佐ヶ谷 感想

<<ザムザ阿佐谷 主催企画ライブ>>playing game music!!~光田康典特集~[2083WEB] 

に、行ってきました!!!昼公演!!
以下、感想です!長いです!

 

【時の傷痕】(クロノ・クロス

初っ端はやはり「時の傷痕」ですか!
こないだのシンポジウムのときもそうだったもんねー。

やっぱりこれはあの編成に合う曲ですね。
ギターをつま弾く音イントロでもう心はキャッチされましたよ!

バイオリンが入って来た時もよかったねー。音程の取り方が気持ちよかった。
入りはずっと低弦で「ラシシシシシシシ」弾いてて、わりとずっと同じ音域だったからいつ上がってくるのかなーって思ってました。
結局いつ上がって来たのかは正直覚えてないんですけどw

終わり方が原曲と同じでおのずとテンションも上がる上がる!
細かい話だけど最後の音が鳴った後の拍手までの余韻も気持ちよかった(*´∀`*)
バーブ感がたまらんね(*´∀`*)

でも頭の中でこないだのシンポジウムの演奏とちょっとごっちゃになってるな…。

 

【時の見る夢〜クロノ・トリガー】(クロノ・クロスクロノ・トリガー

「時の見る夢」のイントロが流れて来たときは「そうくるかー」って感じでした!!

「時の見る夢」中に「クロノ・トリガー」のメロディーが入ってくる前に全員でジャン!ジャン!って弾くところ、バウロンだけ小さくリズム刻んでてそれが原曲のパーカスと同じ役割で良かった!そういう細かいところに愛を感じる!
で、その全員でジャン!って弾いた後のリバーブ感がまた良かった…仄かに残るリバーブ…気持ちよかった…。
そこのキメもガチッと決まってて良い緊張感でしたねー!


クロノ・トリガー」はあのメインの流れるようなメロディーのところ、原曲ではハープが弾いてる伴奏を尺八で吹いてて、こういう細かいフレーズも吹けるんだなーって発見がありました。
ちょっと息の兼ね合いでやっぱり向いてはいないかもとは思いましたけど。あのフレーズは同じ笛でもフルートのが向いてそう。

 

【昼下がりの町〜ガルディア王国千年祭】(つぐない〜クロノ・トリガー

「昼下がりの町」もこないだのシンポジウムで聞いたのですが、やっぱり良かったですね。
元々アイリッシュサウンドを意識してる曲の構成だから編成に良く合ってて。

この曲はクオリティが高かった気がします。いやどの曲も演奏のクオリティは本当に素晴らしくて言うことなかったけど、この曲は特にアレンジが良かったんじゃないかな。
"The アイリッシュ"って感じでしたね。やっぱり原曲との相性が良かったんだろうな。


「ガルディア王国千年祭」は全員での「ハッ!」から始まってすっごい楽しかったー!
ちゃんと「ハッ!」って言ってくれたー!みたいな!!その喜び!!
こういうところからも原曲を大事にしてくれてる感じが伝わりますよねー。愛を感じる(^ω^)

あと意外にもこの曲がアイリッシュな音によく合ってました。原曲はそんな印象じゃないのにね。それがアレンジの面白いところですよね。

それからこの曲もキメのところが決まっててカッコよかったんだよね!しかもキメに設定してる場所が意外なところで!確かイントロ部分の最後の、Aメロに入る前のチャーチャチャッチャってとこだったと思うんだけど…。
あそこ原曲だと1パートがアルペジオで下がってくんだよね。だからあんまりキメ!って感じのところじゃないんだよ。そこで盛り上げてくれるアレンジが好きでした(^ω^)

 

【酒場〜本場アイリッシュサウンドjig2曲(ノンタイトル〜Butlers of Glen Avenue)】(つぐない〜)

「酒場」が聞けるとは思わなかった…!原曲そのものでしたよ!!
本当にどこかの酒場で演奏を聞いているような気分になって、すっごいヤジ飛ばしたくなったけど我慢しました(^ω^)笑
「Yeah」とか「Foo」とか言いたかった本当は!

「酒場」からアイルランド本場の酒場でよく流れる曲に繋げていくという曲全体の構成だったのですが、それもとっても楽しかったです!
光田サウンドナイズされたアイリッシュから本場アイリッシュへと向かっていく感じが面白かったですね。

特に最後の曲「Butlers of Glen Avenue」が私は好きだった!
途中でバイオリンと尺八が今までユニゾンや副旋律的なことしかしてなかったのにお互いでハモりだしたときが最高に好きでした!もっと3度でハモれば良いのに!綺麗なのに!

 

【above & beyond】(アイリッシュ民謡)

ずっと同じメロディーを続ける系の音楽は好きなんですよ私…笑

メロディーラインがなんだか牧歌的でとても親しみやすかったですね。日本の心のようなものを感じました。
やっぱりアイルランドと日本の音楽って似通ってるんですねー。
なんだっけ、旋法が同じなんだっけ。ドレミソラが元になってるんだっけ。うろ覚え。

 

【Hey John Joe】(John John Festivalオリジナル楽曲)

オリジナルだけあってジョンフェスの方々は弾き慣れていらっしゃる印象でしたね。ノリノリで楽しそうで見てるこっちも楽しかったです(^ω^)
結構疾走感のあるカッコいい曲でこれはライブ映えするなぁと思いました。また聞きたい!

 

【ヴォルフィノーの市】(キリテ)

尺八のおもむろな入りから「ヴォルフィノーの市」に繋げてくれまして!キーボードでカリンバが流れて来たときはおのずとテンションもウナギ登り!
…正直キーボードはもうちょっと上手い方が嬉しかったけどそこはまぁ言いっこ無しで!鈴華ゆう子さんのメインは弾き語りだしね!

この曲も原曲通りでしたねー!すっごく良かった!アレンジもすごく良かった!
終わり方どうするのかなって思ってたけど、あのピアノのフレーズのとこで切るっていうのは良かったと思う。
私だったらその後のカリンバのとこまで入れてカリンバソロでなんとなく終わらせるけど、あの終わり方は原曲に変に付け加えをしてなくて好感がもてましたーん(*´∀`*)


余談ですが、私「キリテ」は「邂逅〜夜の帷」「夜想」が最高に好きなんですけど、今回のライブのために「ヴォルフィノーの市」をたくさん聞いて気付いたけど、この曲も大好きなのね!
ライブで流れた時の自分の高揚っぷりが面白かったです(^ω^)w

 

【銀色のライカ】(TEN PLANTS 2)

ま、まままっまさかこの曲が聞けるなんてぇぇぇぇぇぇええええええええええええええ
「銀色のライカ」は原曲を聞くだけで本当にうるうる来て下手するとマジ泣きするんですが、まさかその「銀色のライカ」をやってもらえるとは思ってなかった…!!

正直、この曲は歌声や歌い方に私個人のこだわりもあるので、実はどうかなーって多少心配だったんですけど、でも鈴華さんの声が綺麗で良い方に転んでくれました!嬉しかった!
歌い方が本家とは違って、私はやっぱりどっちかって言うと本家のあのあっさりとした歌い方が好みなのですが、でも鈴華さんの声の透明感は素晴らしかったのでオールオーケー!ロングトーンの時の曇りない伸びやかな歌声が良かったです!

コーラスもちゃんと入っててくれて!嬉しかった!
3人目のコーラスさんは男声でしたが、それもありだなと思いました聞いてて。もっとレベル上げてくれれば良かったのにPAさん。あんまし聞こえなかったよ。

実はこの曲は聞いてて思わずぽろりと涙が落ちましたねー。それくらい原曲を大事に演奏してくれている感じが伝わって嬉しかったです。

ただ原曲の、ストリングス(弦楽隊)がふわーって和音を鳴らしながらクレッシェンドで入ってくるところが表現出来ないのが惜しい!楽器編成的に難しいからさ!でもそれがあったらもっと理想だったなー!!
しかし演奏していただけただけでもう本当に感謝感激です。嬉しかった。

 

【Pain】(ゼノサーガ

この曲はピアノの弾き語りは無理でしょうマジでw
鈴華さんはとても頑張ってくれたと思います。楽譜見ても思うけどあれはピアノの弾き語りは無理だって。スゲー難しいと思います。まぁ人数の関係上仕方ないんだって分かってるけど。

でもこの曲はやっぱりベースとドラムがほしくなりましたねー。2番のサビに入ったときに目立った変化が原曲ほどなくて、どうしてもちょっと物足りなく感じちゃいました。仕方ないけどね。

でも最後のインストのところは尺八が活きてきて感動したなー。元々好きな部分だし。最後の最後のピッチベンドまで完璧な演奏でした。神永さんご本人がおっしゃってたように、本当に何回も何回も聞いてるんだろうなっていうのがよくわかりましたねー。いや嬉しい。

 

【サラのテーマ】(クロノ・トリガー

非常に面白いアレンジでした。挑戦的で興味深い試みだったと思います。
雅楽調というか、まさに”神事”でしたね。

アコーディオンを笙のように使うのにはまさにあっぱれ!!なるほどなー!面白い!!勉強になりました!!
箏でイントロのフレーズをずっと弾いて、アコーディオンが和音で入って来て、尺八がメロディーを吹く。それだけでもう雅楽のようでしたねー。
変わり種アレンジでした。菊田さんの音楽好きな人は好みそう(勝手なイメージ)。

今後もっと改良を重ねて音の響き自体をもう少し充実したものにしてほしいなーとか勝手に思ってました。あの編成ならキーボードを上手く使うともっと和音が充実した感じがして全体が鳴ったんじゃないかな。あれだとどの楽器も独立しちゃってハモってアンサンブルしてる感があんまりなかったから。
この曲は変わり種としてこれからも演奏していってほしいですね。

 

アンコール【BALTO】(CREID)

終わった後思わず「Foo!!」と叫んだのは私ですww
そしたら他の方も言って下さってよかった…思わず出たからやっちまったと思ったんだけど私一人じゃなくてよかった…w

とっっっても楽しいアンコールでした!!正にアンコールに相応しい選曲ですね!!手拍子ももうノリノリで体も思わず揺れる揺れる!!
最後の方への畳み掛けるような熱いセッションはもうたまらんでした!!これでもかこれでもかまだくるかくるぞくるぞー!って感じで熱くなりまくり!!
会場の一体感もすごかったですね!!元々光田サウンド大好きな人たちの集まりだから一体になったときのパワーは更にすごかった気がします(^ω^)

アレンジ自体は原曲通りでしたけど後半のアドリブ全開のところはライブの方が激しかったですねー!激しく沸いて楽しかった本当に!!ずっと聞いてられそうでした!

あ、そうそう尺八で高いGとAは出すの大変なんですね。最初はちょっと失敗しちゃってオクターヴ下で吹いてましたけどもう一度出てくるところではばっちり決めてらっしゃいました!気持ちよかったー!!

演奏してる皆様もノリノリですっごく楽しそうで私も終始笑顔でした!(^ω^)
やっぱり演奏者さんが楽しんでるとその空気も伝わってきますよね。神永さんもにっこにこでJohnさんも体が揺れまくってて本当に楽しそうでした(^ω^)

 

【全体的に】

演奏のクオリティが非常に高くて驚きました。ジョンフェスさんの演奏も神永さんの演奏も今回が初めてだったのですが(あ、神永さんはシンポジウムでの演奏が初めてか)、こんなにお上手だとは思わず音楽としてのクオリティが高くて楽しかったですねー。
それから神永さんの光田さんの楽曲に対する深い愛!これも兼ね揃えているからもう完璧です!

アマチュアのコンサートだと愛はあるんだけど演奏があまり上手じゃなかったり、プロだと演奏は良くても愛を感じないからどことなく味気なかったりすると思うんですが、今回のライブではどちらもとてもハイレベルで大満足でした!こういうコンサートに行きたかったんだ!!
何と言うか、”自分達に出来る最高級のパフォーマンスを見せよう”という心意気、プロ根性を目の当たりにした気がします。情熱と魂を感じる演奏でした。いやはや本当に素晴らしかった!!

 

アンケートにびっしりと感想をしたため、光田サウンド大好きなお友達も作ったあと、受付に行ってみるとフィドルのJohnさんが階段にいらっしゃったのでたくさんお話してしまいました。なんかバイオリンのことについて熱く語ってしまった気がする…(^ω^)w
私も昔バイオリンを弾いていたので、どうしてもバイオリンにはちょっとうるさくなってしまうんですが、Johnさんのバイオリン(フィドル)は本当に気持ちよくて楽しかったです。そんな話をした気がします(^ω^)笑

昔からバイオリンは習ってて、大学に入ってから友達に誘われたサークルでアイリッシュのバイオリンに目覚めたとか…いやはやいろんな出会いがありますよねほんと。

Johnさん自身とても気さくでおっとりした可愛らしい方でした(*´∀`*)

会場を出たところではアニーさんがいらして、大通りへの出方を教えて下さいました(^ω^)階段上がってる最中感想だだ漏れだったのでちょっと恥ずかしかったです(^ω^)笑

 

それから、音楽好きの私としては、光田さんの楽曲以外を演奏していただけたのも嬉しいところでした。

お客さんの中には「光田さんの音楽を聞きに来てるんだけどな」ってちょっと残念に思った方もいらっしゃるんじゃないかと思います。そのお気持ちも分かります。
自分もそうなのですが、好きな曲があるとその曲ばっかり聞いてしまったりしますよね。だからなかなか音楽の世界が広がらない。それはとてももったいないと思うんです。世界にはたくさん音楽があふれていて、自分の好きな音楽が他のところにもあるはずなのに。

今回のライブは光田さんの音楽をアイリッシュサウンドでやるというもの。ということはそもそもアイリッシュサウンドに興味をもっている人、もっと言うならアイリッシュサウンドにマイナスなイメージを持っていない人たちの集まりだったわけです。
そんな人たちに本場のアイリッシュミュージックを聞いてもらったら、もしかしたら誰かの音楽世界が広がるかもしれない。アイリッシュミュージックをもっと好きになってくれるかもしれない。好きなものが増えるのは、単純に嬉しいことですよね。そうやってもっと音楽を好きになってほしいですね。
こうやってミュージシャンの方々が世界を広げるお手伝いをしてくれるのは、本当に有り難いことだと思います。

 

光田さんご本人が熱でいらっしゃれなかったのが非常ーーに残念だった…あの会場の空気と演奏を是非光田さんにもお届けしたかった…ご本人だったら尚更感動ものだと思うんですよ!いやただ単に私がお会いしたかったのももちろんありますが!ww

 

 

大満足の演奏会でした。
こんなに幸福感に包まれたライブは今までなかったかもしれないくらい。これで3000円とか安すぎる!!!

ジョンフェスさんと神永さんの情報はこれからもチェックしていきたいと思います。次はSailing to the Worldとかやってくれないかなー(^ω^)笑

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