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ぶっとびの活動場所。ゲーム音楽とか作曲とかバイオリンとか日常とか。

ゲーム音楽と楽譜出版について

先日ツイッターでこんなツイートが回ってきました。
それを受けて私も呟いたのですが、今日はその呟きを交えて補足しつつ、ゲーム音楽と楽譜についてちょっと書こうと思います。

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(手近なところにあった楽譜たち)

 

譜面があると文化が残る

以前「楽譜について思うこと」で楽譜全般について書きましたが、今の日本では基本、楽譜ありき。一般的に楽譜のある曲が演奏されてますよね。

楽譜がなくても自分で耳コピして弾いてる人もたくさんいますが、そういうことができる人ばかりではありません。
そもそも耳コピが出来る人は既にある程度音楽に精通してる人だと思います。音を拾ってドレミに当てはめるには技術が必要です。音大でも「ソルフェージュ」という中の「聴音」という分野にあたり、必修で勉強します。

そして現代ではクラシック音楽から楽器を学ぶことが多いですね。
例えばピアノだったらバイエルっていう楽譜を使って「エリーゼのために」とか弾いて練習して、ピアノ演奏の技術を身につける。

そういう人がほとんどなので「耳コピはできないけど楽譜があれば弾ける」という人が大半だと思われます。
実際私のツイートをRTしてくれてた人の中にそういう方がいらっしゃいました。

まぁ耳コピから楽器を学ぶ文化もあるし(ロックとか民族楽器とかはその傾向が顕著な気がする)一概に全部そうとは言えないけども。

でも譜面があるとないとでは、ある方がいいに決まってます。
なかったら耳コピできる人しか弾けないけど、あれば楽譜読める人も弾ける!
それだけで演奏可能人口が大きく拡大します
しかも演奏人口が拡大すればそれを聞く機会も増え、結果的にゲーム音楽を耳にする頻度が上がる

こういうことで文化が残っていきやすくなると思うんです。
多くの人にたくさん触れてもらうこと、大事ですよね。

 

ピアノ譜しかないし絶版するし

私は好きなゲーム音楽なら市販されてる楽譜は大体持ってます。
同じ曲でも譜面によってアレンジが全然違うので重複してるものも多数。クロノトリガーなんか4冊もある。

そんな楽譜はほとんどすべてがピアノ譜です。そしてもう既に絶版してるものも。
絶版といえば、ゼノギアスは絶版したあとで普通に店頭に並んでるの見つけて速攻ゲットしたんですけど、悔しいかな聖剣LOMの譜面は持ってないんですよね…くそぅ。

でもゲーム音楽はもちろんピアノ曲ばかりではありません。
なのでどなたかがピアノアレンジして譜面にしてるってことですよね。
その分手間がかかる。
手間がかかるわりに売れない→絶版になる この流れができあがってる気がします…。

 

以前光田康典さんがゼノサーガのオケスコアを出してくださいましたが、これ本当に珍しいですよね。
こういう感じで原曲のフルスコアを出版してくれればいいのにねぇ…いや難しいんだろうけどさ…権利の問題とかあるんだろうけどさ…。

ゲーム音楽ファンとして原曲のスコアを見たいって気持ちもあるし、やっぱり演奏するにあたって原曲の内容がすべてつまびらかにされてるといろいろな手間が省けてとってもいいんだけどなぁ。作曲の勉強にもなるしなぁ。

 

他気になったこと

 

この話はゲーム音楽に限ったことじゃないと思います。
商業音楽と呼ばれる音楽ジャンルにおいて、楽譜を世に出すということはすごく重要なことなのではないでしょうか。

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