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buttoblog

ぶっとびの活動場所。ゲーム音楽とか作曲とかバイオリンとか日常とか。

VENUS & ECHOES 帰宅後1時間感想

演奏会感想 ゲーム音楽
さて行ってきました「VENUS & ECHOES」!
帰宅後1時間感想いきます!
 
もう赴くままに書いてるので読みにくいと思いますご容赦!
一言で言うなら「技術と愛情に裏付けされた素晴らしいコンサート」でした…! 

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300人くらいが入る公会堂での公演、私はかなり後ろで真ん中ちょっと左くらいの席でした。
編成としてはオーケストラの1管編成未満って感じ。初期のオーケストラ作品を聞いているような気持ちでした。

 

最初のプレトークで印象に残ったのは「プロポーズ」の曲についての発注で「この曲は夕日の丘でプロポーズするっていうトレンディドラマの曲なんです!」って要望をしたということ笑
作曲したのは中鶴さんだそうですが、本当に笑っちゃうくらい恥ずかしい曲で、この曲をサウンドチームと川口さん(ヴィーブレのメイン制作者)で初めて聞いたとき川口さんはずっと笑ってたらしいですw
ゲーム作ってて一番楽しい時間だったかもしれないとおっしゃってました。

 

あと川口さんは場面に曲を当てはめる時にすごいタイミングに気をつけたらしく、普通にセリフ送りしてると一番いいところにサビがくるようにする、とかそういうことをやられてたそうです。
だよね…!!!!!!絶対あの最後のあのシーンはそうだと思うっていう、思い当たる場面があったのでものすごく納得でした…!!!!

 

思い入れのあるサブキャラクターの話も聞けてよかったなー。フィルシアさんとメルヴィンを挙げてたんですけどメルヴィンは本当によかった私もそう思ってました。




さて演奏。
いやもう素晴らしかったですよ…!!いい意味で期待を裏切る素晴らしさでした…!!

 

私いろんなゲーム音楽コンサートに行ってますけど、コンサートって奏者の「愛情」と「演奏の上手さ」のバランスが難しいなと常々感じてるんです。
楽曲に対する愛情はたくさん感じるんだけど、でも正直あんまりお上手じゃないコンサートもあったし、逆に演奏はクオリティ高いんだけど作品に対する敬意を感じられないコンサートもあったり。
もちろん理想はどちらも兼ね揃えてることだと思うんですが、まぁ正直なかなか難しいですよね。
どちらの場合でもそれなりに満足はするんですけど、やっぱりこう、贅沢だけど更なるものを求めてしまうじゃないですか。
「愛情」も「上手さ」も両方兼ね揃えていて初めて得られる感動っていうのもあるわけですよ。

 

それが今回のコンサートにはあったわけです…!!!!!!!!!!
いやもう本当に!!!お上手で!!!!そして作品に対する深い愛情!!!!!!

 

本当にびっくりでした。しかもこんなに人数多いのに。
演奏者さんが少ないコンサートだとそういうものに出会えていたんですけど(プレイング光田ワークスとか/これも十分奇跡的でした)、オケで出会えるとは思ってなかった…!!

 

個々の演奏者の上手さが際立ちました。
ファーストバイオリンのまとまり方…!!そしてわりとよく聴こえてくる…!!
「Sanctuary」の途中フルートとクラでアルペジオで上がってくるところの揃い方…!!
スネアのリズムのキープ力…!!
トランペットのハイトーンの切れ味はいいのにまろやかな音…!!
低弦もしっかり鳴ってるし、ホルンも気持ちよくて、木管3人でのハモりもすごくまとまってて綺麗だったし、弦楽アンサンブルになったときもよかったなー!上手く言えないんだけど、こう、音全体or楽団全体がぐわって動くところとかもすごくよかった!

 

ピアニストさんの丁寧さが際立ちました。単純にピアノが目立つ曲が多いからかもしれないけど。
ちゃんと曲を解釈して咀嚼して、自分のものにして弾いてる感じ。あ、でもそれは他のソリストさんたちもそうだったな。
でも決して適当には弾かず、音の最後まで意識が行き届いてて、聞いててすごく嬉しかったなー。
過去にはわりとピアニストさんが(あまりいい意味でなく)気になったことが多かったので、本当今回はすごく嬉しいピアノでした…!



あ、アレンジはわりと原曲そのままの生演奏、っていう感じでした。たまに楽器が違ったりかるーくアレンジしてあったりはしたけど基本なし。
あとハープがいないのでハープのパートは基本ピアノが弾いてましたね。
あの「History of the Braves」の「カーン…コーン…」っていう電子音もピアノが弾いてたな。あんまり聞こえなかったけど、まぁあの音は他ではできないよね。



いやぁーそれにしてもバトル曲どれもよかったなー!

 

「ナグゾスサール戦」のあの鬼変拍子がバチッ!!と決まってて最高だった…!!ピアノ完璧だし私が個人的にいつもテンション上がるあのコンガのフレーズやっぱ最高だったし…!
惜しむらくはあの現代音楽っぽいフルートのフレーズが、フルーティストさんが必死に追ってるのがわかっちゃったことかな。気持ちはわかるけども…贅沢なこと言ってるのもわかるけども…!

 

「The Battle」は原曲でもそうなんだけどスネアのリムショットのところが大好きでね…!!!確か今日2ループしてくれたかな?もう最高だったあそこやっぱり…!!何回聞いても最高…!!
あとホルンの上がるところね…!!シェイカーも超よかったなー。

 

今回のプログラムで一番全身に鳥肌立ったのは「Wings of Evil」でしたね…。あのバイオリンがメロディやるところで思いっきり鳥肌たってた…!!



「Prepare for Action」はもともと曲が大好きなんですけど、いやぁもう泣けた泣けた…!なんというドラマチック…!!さすが小林啓樹さん…!!
スネアが刻み始めただけでもう高揚しまくったよね…!!自分の高揚を感じた…!!笑
ハープじゃないのがちょっと残念だったけどあそこは意外とピアノでもそんなに変わった印象はなかったな。

 

「Waltz for Ariah」の方がハープの必要性を感じましたね。いやもちろん超よかったけどね「Waltz for Ariah」!!
後半のロングバージョン(原曲の方)はやっぱり一番泣きました。こんなクオリティでこの曲を聴けるなんて思ってなかったよ…!!

 

「Sanctuary」もよかったなぁ…さっきも書いたけど木管の駆け上がりの気持ち良さ…!
ピアノさんが情感たっぷりにテンポちょい揺れくらいで弾いてたのが好みとちょっと違ったけど、生演奏ならではかなっていう気もするし。
個人的にはあの曲はインテンポでちょっと無機質的に弾いてほしかったんだけど、でもそのテンポの揺れも弾けないからごまかすために揺れてるんじゃなかったもんね。
なんかそういう「解釈の違い」っていう話をゲーム音楽コンサートで出来るとは思ってなかったよ…嬉しい…嬉しい…

 

解釈の違いで言えば、「Home」も転調して一番盛り上がるところの盛り上がり方が若干好みと違ったな。
結構ドカンと一発で盛り上がるって感じだったけど、個人的にはあそこもちょいクレッシェンドな感じで盛り上がってほしかったのです。
でも「Home」よかった…!優しい…優しいの……ちょう…よかった………ちょうあったかかった…
「A Lovely Evening」もちょう優しかったな……すごい気持ちよかったな……



そう、演奏が気持ちよくてちょっと眠くなったんですよ。それってすごいことですよ!!気持ちよくないと眠くなれないですからね!!下手だと寝れないんですよ!!あ、もちろん起きてましたけどね!!お隣の方は眠ってらっしゃいましたが!!わかる!!って!!思ってたよ!!笑



あと私セブンの曲は知らないんですよほとんど。序盤だけやったのでところどころ聞いたことはあったんですけど、基本全然知らないまま今回コンサートに行ったんですが。
知らない曲ってたまーにメロディが埋もれちゃってよくわからないまま終わっちゃったりするんですよね。

 

でも今回はそんなことなく、むしろ演奏が完成されてたのでどこをどう聴いたらいいのか、構造までしっかりとわかるっていう、本当に素晴らしい演奏でした。
おかげでセブンの曲の時もとても楽しかった!



あと曲順もよかったなー!!押さえどころがきちっと押さえられてて、でも途中に「Olga & Miletta」が入ってたりして閑話休題的なものもあり。
変に何回もループしたりとかせず、すごく適切だった気がする。楽章(という感じのまとまり)のバランスもすごくよかったし。なんかそういうところにも制作側の意図をしっかり感じられて嬉しかったなー。



「History of the Braves」はもうチューブラベル(あののど自慢で鳴る立ってる銀のパイプたち)が鳴ったら自ずとテンション上がるよね!!!!!
ピアノのあのコロロンてなるところもすごくよかったなー。

 

「The Spirit Realm ~Ariah's Report~」のディレイもばっちり再現されてたし…!!あの曲にはディレイ必須だもんね…!!あのピアノが遅れて聞こえてくるエフェクトのことね…!!
あんときの民族っぽいシェイカーの音も最高だったなー。




そろそろ時間!!大体言いたいこと言ったかな?

 

あ、アンコールの「Cup of Story」と「Naming Window」は予想通りでした。絶対それで終わると思った…!!
「Cup of Story」のとき1回目のソロでコンマスのお兄さんマイクのスイッチオンにし忘れてたけど、2回目からばっちりマイクに乗ってて謝ってる姿になんだか会場中がほっこりした空気になったのが楽しかったw
フゥー!とかの声が度々かかってたけど基本的に今回のコンサートはおとなしい感じでしたね。体が動いてる人もそんなにいなかった気がする。
ああいう曲のときはみんなもっとノリノリでいいのよ…!あもちろん無理することないけど、我慢してる人がいたら言ってあげたいむしろ我慢しないでノってた方が演奏者さんは嬉しいよ…!




本当に素晴らしいコンサートでした。これは今回だけなんてもったいない…!今後にも期待!です!!

 

そうそう仕方ないけどやっぱり「History of the Braves」とか「Waltz for Ariah」「Prepare for Action」はフルオケで聴きたくなりました。
もっとこう、ダイナミクスレンジ(音量の幅)がひろーい感じでも聴きたい。
昔はそれを夢だと思ってたけど、叶うかもしれないんだなぁと思うと、いやほんとすごい時代になったなぁと思いますね。
でもそんな時代にしたのはゲーム音楽が大好きな自分たちなわけですよ。ゲーム音楽大好きな人たちが企画し、実践し、それを応援し…そうやってきたことでこんな素晴らしい時代になったわけです。
世界を変えたのはたった一人の英雄なんかじゃないってことですね!
あ、お後がよろしいようで(^ω^)www





今回も推敲なし!読みにくかったとは思いますが読んでくださってありがとうございましたー!
あーーもーーー最高だったーーーーー!!!

 

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