buttoblog

ぶっとびの活動場所。ゲーム音楽とか作曲とかバイオリンとか日常とか。

東京交響楽団ドラクエ1・2・3コンサート感想

f:id:buttobimusic:20170617181728j:image

東京交響楽団 Presents ドラゴンクエスト・コンサート に行ってまいりましたーー!!

ゲーム音楽コンサートに数多く行っているぶっとびですが、意外にもDQシリーズは初めてでした!
席は1階のドセンター(狙って取りましたイエーイ)、ホールはすみだトリフォニーホール。演奏は東京交響楽団、指揮は柴田真郁さんでした。

プログラムはこんな感じ。

 f:id:buttobimusic:20170617181630j:image
(1の「戦闘」は楽譜の手配ミス?か何かで演奏されず、休憩は「王宮のロンド」の前にありました。) 

いつもは帰宅後すぐだけど今回はアレンジ自体はCDのままでかなり覚えてるので次の日に書いてまーす。

というわけで感想いきまーす!

 

 


いやーとっても楽しかった!!!やっぱりすぎやま先生は天才オブジーニアス!!!!!

東京交響楽団さんはこないだの聖剣25周年コンサートでの演奏が記憶に新しいですね。
そのときも思ったけどほんとここは各パートのまとまりが素晴らしいですね!!!!
弦楽アンサンブルで低音から高音まで上がって下がるピチカートしたときなんかもうめっちゃ滑らかで、まるで一人の人が一つの楽器でやってるみたいでした。どの音から次のパートになってるのか全然わかんないの。これってすごいことよ。
オーケストラ全体で演奏されたときも音色がすごく綺麗で気持ちよかったですー。

 

ちょっと気になったことなど

ちょーーーっと気になっちゃったのはリズムとかテンポとかですね…。
その聖剣コンサートのときも管と弦の間でのずれがかなり気になって、今回はそういう分離はなかったけど、でも各パート毎に感じてるテンポ感が違うときがあって、のれないときがちょいちょいありました。
弦が速くて管が遅くなる傾向がありますね。楽器の構造上そうなりやすいとは思う。最終的にどこかに落ち着くしそのそわそわする時間はそんな長くないからいいんだけど、でもわりと頻繁に起こったかなーという印象でした。

あと時々全体の楽器のバランスで一瞬「ん?」って引っかかるときもありましたね。
「そのホルンはそんな大きな音でいいのか?」とか「金管最後の一音でかくね?」とか。あとグロッケンの音全体的にデカすぎると思います!!!!www

個々人のソロも、正直こう…もうちょっと…がんばってほしかった…かな…。みんなさらうのに必死で表現的なものはあんまりなかったように感じたしリズムずれたりちょっと音ひっくり返っちゃったり弾けないのごまかして弾いてたりしてた印象。
あとタンバリン!!!タンバリンもうちょっと!!!うん!!!!!よろしく!!!!どの曲か忘れたけどずれっずれだったよね!!!もっかい繰り返すときには合ったからホッとしたよね!!!!

曲によってちょっとテンポが早かったり遅かったりしたのも気になった。何か意図があるのかな?しかしあんましそういう風には聞こえなかったなぁ…「そうなっちゃってる」って感じがしてちょっと、うーん。
意図があるんならいいんだけどね。1の「街の人々」か何かはどんどん走ってっちゃったもんね。

 

でもやっぱアンサンブルはとってもよかったなぁー。すっごい気持ちよかった…。
3の「ダンジョン」の入りの上がってくるところのフルート(アルト?)とクラ?だったかな?そういうところもキレーにピターって寄り添って入ってくるし、2の「この道わが旅」の弦楽全員がユニゾンでメロディやってるときなんてもうふっっっっとい一本の線が見えてすごい気持ちよかったもんなぁー。
あとそう全曲最後の音の消え方がさいっっっっっこうに美しかったです!!!!余韻の長さとかバランスとかがもうすっっっっっっごい綺麗だった!!!!!!!!!
だから今結構いろいろ気になっちゃったこと書きましたけど、全体的に非常に楽しかったです。

 

曲ごとの感想

曲ごとに特に印象的だったこと書くよー。

「序曲」聞いただけでこの楽団のホルンはヤバいくらい上手いことがよくわかりました。あのトップの外国の方はMVPです。すっっっっっっごいお上手でした。
「序曲」に限らずどの曲でもホルンがもう本当にすんんんばらしくて、ホルンが入ると楽曲が締まる感じでした。そして意識したことなかったけどドラクエって意外とホルンたくさん活躍するのね!!

ラダトーム城」はもう最初の低音「ラ」からバイオリンの「ミレミドミシミラー」の時点で「あ、はい最高です」って感じだった…素晴らしいクラシカルな音色…素晴らしいアンサンブル…。
「街の人々」はさっきもちらっと書いたけどもうちょっとゆったりしたテンポ感のが曲に合うと思うなぁ。途中のピチカートのところすっごい可愛かったしめっちゃ音の弾んだ感じが楽しくて綺麗だった!
この道わが旅はさっきも書いたけどほんとあの弦楽アンサンブルの低音のユニゾンが最高オブ最高だった。結構強めにメロディを主張してくる感じだったのが泣けたよね…。いやしかしここユニゾンなのほんとすぎやま先生ジーニアスマーベラス天才素晴らしい…

そしてこうやって続けて聞くと3はもう曲の完成度が段違いですね!!!!!!!私1も2も好きだけど3になってグッと洗練された気がします!!!!!!!

ジパングのあのバチンって音はバルトークピチカートなんですねー。言われてみりゃそうだわ。特にコントラバスバルトークピチカートの音なのねーチェロと一緒にやってたけど今バスのが聞こえた気がする。
そうでもすっっっっっっごい大好きな「ピラミッド」タンバリンがなかったのはなぁぜ!!?!?!?!?!誰か教えて!?!?!?!?!?!?!?あそこ聞くの楽しみだったのに!!!!!!!!!!!!

「ダンジョン〜塔〜幽霊船」バストロンボーン大活躍なのね!ほとんどのベースがバストロだけだったと言ってもいい感じだったじゃないか!知らなかった!
(ハッ、もしかしてここでバスクラリネット使われてたのかな?最後オケの人がはけるときに存在に気づいたのよね…どこで使われてたのか気になる…)
あと「ダンジョン」のときのフルートは基本アルトフルート?だった?長さが長かった気がするんだけども…。
そしてこの曲はこうやって生で聴くとCDで聴くのの数倍面白かったです。ぶっちゃけ意外なくらいすっごい楽しかった。ライブ向けね!!
あと「幽霊船」のウッドブロック?木魚?あのずっと1と3で刻んでる、あのパーカスが最高だった。ドラムのハイハットも最高だった。
不穏な和音の弦楽アンサンブルも、あれ生で聴くとやっぱり響かない響きしてるのねー!如実に違って面白かった!

「賛美歌〜ほこら」は原曲でも「ほこら」に入った瞬間がいっっっちばん泣けるんだけど今回生で聴いてもそうでしたw
あっっっそこ素晴らしいよね………!!!!!

「海を越えて」はさいっっっっっこうに気持ちよかった…。
けどあのだいっっすきなトライアングルはもうちょっと長く鳴らしててくれないと…!!!あと2往復くらいしてくれ…!!!!ちょっとこぼれるくらいでいいんだその音は…!!!!!ちょっとここ解せなかった…!!!!!

「戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦はもうさいっっっこうに盛り上がりますね!!めっちゃかっこよかった!!!!!!勇者の挑戦で思わず拍手しそうになって危なかったよw
もう魂震えた勇者の挑戦…!!!!ほんっっっっとこの曲さいっっっっっっっこう…
途中のいろんな曲のフレーズをいろんな楽器がなぞるとこ泣けるよね!!!!!!!泣けたよ!!!!!!
いちいちティンパニーがすっごいよかったよ!!!!お姉さん!!!!!!!

そしてあのめちゃくちゃ大変な曲やったあとにトランペットが「パパパパーーーー!!!」って「そして伝説へ…」やるのめっちゃキツイだろうなって思いました。でも客席からするとやはり最の高でした。
(無理なので戯言として聞いてほしいけどここattaca気味/突然入る感じで入ってくれたりするともっと最高だなとか思ってごめんね…w)
「そして伝説へ…」はもうわざわざ言わなくてもいいんじゃないかって感じだけど、最高でした。
ちなみに飛ばしてるおおぞらをとぶとかも特筆することがないだけで最高でしたよ。

アンコールは1の「ファンファーレ」でした。いやーこれで締めるのもいいねぇ。ドラクエだなーって感じだった…。

 


そんな感じでとっても楽しいコンサートでした。
これはドラクエ音楽好きの人は行ったらいい!!とってもいいから!!!

ドラクエはもうアレンジも決まってるし、なんならそれで脳内再生できるくらい浸透してますよね。
だからどの演奏会に行っても同じ編曲の、同じ曲が聴けるわけです。
他のゲーム音楽コンサートだとそのコンサート用のアレンジだったりするから、そこでしか聞けないバージョンの曲になるけど、ドラクエは違う。
だからこそもっと東京交響楽団さんでしか聞けないドラゴンクエストになっているといいのかなとは思いました。
演奏が素晴らしかったからこそ、「再現する」以上のものを求めたくなってしまいました。もっと指揮者・演奏者の解釈とか表現とかを聴いてみたかったなー。贅沢なこと言ってるのはわかってるけどね!

そういうクラシック音楽のような楽しみ方をゲーム音楽でできるってことに驚いたり、なんだかすごく嬉しかったりするのでした。

 

 

こんなとこかなー!
他のドラクエコンサートにも行きたいなと思いました!

ここまで読んでくださってありがとうございましたー!!

広告を非表示にする