今日はGSJの8thコンサートに行って参りました!
一言で言うなら「素晴らしかった」なんですけど、もちょっと詳しく書きます!忘れないうちに!
自分メモも兼ねてる&推敲してないので読みにくいですご容赦ー!
私の席はなんと1列目のセンターブロック左!
トークの際は植松さんが目の前でした。ひええ。いつものことながら笑顔が素敵…!!
まず最初の3曲から。
【LIVE・A・LIVE】
素晴らしかったです。正にあの「LIVE・A・LIVE」が目の前で繰り広げられてました。
オーケストラで生で演奏されるとこうなるのか!っていう、なんとも納得な編曲と演奏。
GSJさんはいつもそうですけど、本当にサントラの音が生楽器で再現されてるんですよね。
(本来的にはゲームの方が生楽器を再現してるので、当たり前っちゃ当たり前なのですが)
フルートの駆け上がりとか金管のアクセントとかチューブラベルの音とか、すごい、知ってる!って感じなんです。
あと一曲の中でちゃんと構成があって盛り上がるべきところで盛り上がるから、「音楽」を聞いてるなって感じがするんですよね。
編曲者の力をすごく感じます。
【グッドフレンズ/バッドフレンズ】
やーこれもそのままでした!!なんともノリのいい感じとか!
バンドとオケでやるっていうとどんな感じなのか、始めは想像出来なかったんですけど、聞いてみればハイ納得。
そして原曲の楽器の使い方の凄さにも気づかされるのでした。いろんな音が代わる代わる聞こえてくるからまた楽しいんですねこの曲!
【スマイルアンドティアーズ】
この曲はメロディーの美しさが本当に心にすっと入ってきますよね…。
合唱付きだったのですが、この合唱がまた 素 晴 ら し く て !!!!
とても心のこもった、あたたかい合唱。でも主張しすぎない、こちらの想いが入る余地を残してくれてる感じというか。
最後の「I miss you」はどうするのかと思ったんですけど、なんと合唱の方全員で言うという形でした。まぁそうですよね、誰かをソロにするわけにもいかないし、無いのも淋しいし!
…しょうがないと思いつつ、やはりあのセリフは男性の声であんまり感情を込めずに言うのが個人的には好きですw
そしてメインのFF6。
【アレンジについて】
アレンジはやはり今回も原作準拠という感じで、上↑にも書きましたがサントラの音がそのまま聞こえてくる感じ。
それがやはりFF6音楽ファンとしてはとても嬉しく、GSJさんの信頼出来るところですよね!
フルートとクラでハモるところとか、オーボエとフルートでハモるところとかあったんですけど、いやーもー綺麗でした。
プレリュードはピアノとハープとビブラフォンであのフレーズをやってましたねー。
ビブラフォン…!!!!なるほどです…それが入るだけで再現度がググンと上がります。
その「原曲だとあの音だけど生でするときはどの楽器で再現するんだろう?」という音は、大体複数の楽器のユニゾンでした。マリンバとかシロフォン、ビブラフォン、グロッケン系の打楽器を使ってることが多かったように思います。
な の に !時々ちょっと原曲と違うのが個人的には気になってしまいましたねー。
いっそガラッと違うんならいいんですけど、こう、原曲準拠で基本的にアレンジされてるのに、和音が一箇所違ってたりオクターブが違ったり。そういうちょこっとした違いが逆に気になってしまいました。
まぁこれは完全に好みの話なんですけどね。
あと、ちょっと専門的なことになってしまいますが、バイオリンのフラジオレットの使い方が気になったんですよね。
これも本当に個人的な好みの話だとは思うんですけど、自分の記録用にも書かせてください。
「蘇る緑」の「ティナのテーマ」と「リルムのテーマ」でハープやピアノ(だったかな?)が弾いてるところ、空気感を作るようにバイオリンがフラジオレットで空気たっぷりのロングトーンをしていたのですが、それがどうにもミスマッチな気がしてしまったんです。
まぁ席が近いことで、響きの無い弦の音、オンな音だったからかなぁと思いつつ、あそこは原曲もハープの伴奏だけだし、そのままの方が私は好みでした。
逆に、「ガストラ帝国」の入りは何故フラジオレットにしなかったのか…!!
オクターブ下げて弾いてたと思うんですよね…いやもしかしたら音域は同じだったのかもしれませんが、印象としてはあの曲は入りのあの、空気感たっぷりの「ヒーー」って音がなんとも怖くて好きだったので、あそここそフラジオの出番だったんじゃ無いかと思うんです…!
あ、単純にアレンジャーが違う方なのかしら…ありえる。
【全体】
全体としては、冒頭にも書きましたけど本当に素晴らしいコンサートでした。
選曲、演奏、全体の構成、どこをとってもプロの精神を感じる。
各キャラのテーマの中で「ティナ」と「セリス」と「セッツァー」を選ぶあたりからもそれは感じました。
ストーリーの流れをコンサートで表現する。本当に大変なことだと思います。「妖星乱舞」の後に「蘇る緑」するのって本当しんどいですよね奏者さんは…。
まだいろいろ書きたいのですが明日のことも考えるとそろそろ時間がきてるのでここらで終わり!
メモだけ残しとく!
・街角の子供達は閑話休題的で良かった。ああいう曲もあるときっともっといい。でもそうするとストーリーを表現するっていうの的にはどうなんだろう?
・スピナッチラグの演奏は聞いてるこっちもお腹痛くなる感じだったw
・「FF6は30人くらいのチームで作るっていう古き良きゲーム作りをした最後の作品」「あの頃は自分たちが好きなことしてお金もらってるっていう感じだったから、世間にウケてるかどうかってあんまり知らなかったし調べもしなかった」「で、FF6のときくらいに初めてFFが世間にウケてるってことを知って驚いたけど嬉しかったなぁー」「FF6はスタッフの思い入れが結構強い。同窓会じゃないけど、今でも集まってFF6の話したりする」
・練習は通して2回やったくらい。それで各曲ちょこちょこやって、あとは本番でどうにかしてよって感じらしい。すごいと思う反面、正直納得でもあった。そこがプレスタとの違いなのかなー。とか。
・拍手のタイミングが相変わらず気になる。「妖星乱舞」「蘇る緑」「プレリュード」の間には拍手はない方がよかった。余韻に浸って続けて聞きたかった。あれは◯楽章的な扱いだから、あそこでは拍手はしないんじゃないかと思う。あと指揮者の志村さんが手を降ろしたら拍手してほしいし、志村さんがお辞儀してすぐ指揮に戻ろうとしてるの見たら拍手やめてほしい。オーケストラのコンサートに慣れてない人が多いからしょうがないのかもしれないけど、やっぱりそういうところは大事にしたい。
・曲数減らしてでももうちょっと一曲一曲のクオリティを上げた方が最終的な満足度は高い気はする。それは一曲を短くしてメドレーみたいにするところがあってもいいかも?
・後半演奏者さんが疲れちゃっててテンポの乱れとかひっくり返っちゃたりとか、そういうのが気になったというよりは気の毒になってしまった。そりゃー疲れるよね。ほとんど休みなしだもんね。
・ゲーム音楽でここまでのクオリティのコンサートがこんなに定期的に行われてることが未だに信じられない…夢のようです。本当に。昔思い描いてた夢ですよ今は。そしてこれからの発展に期待!
こんな感じかな!
実は私明日も行くので、また明日書けたら書きたいー!
だって予兆の素晴らしさとかパイプオルガンが本当に素晴らしかったとかオペラがオペラで私たちはあの観客だったとか、そういうこと全然書けてない足りない!
にしても二日連続で聴けるとか最高かよ…!!贅沢すぎる最高すぎる…!!
走り書き失礼いたしましたー。さてお風呂!