buttoblog

ぶっとび(buttobimusic)の音楽活動や演奏会感想など書いてます。ご依頼もこちらから!

お子さんとコンサートについて【あるブログ記事を読んで】

f:id:buttobimusic:20161105215413j:plain

ツイッターでこんな記事が流れてきました。

私もちょっと思うところがあったので、思うがままに開き連ねてみます。

こういう「ゲーム音楽コンサートのあり方」みたいな文章ってなかなかないから貴重!
上記の記事の内容は、ざっくり言うと「ブラス・エクシード・トウキョウさんの未就学児OKなゲーム音楽コンサートに行ってみての感想」といった感じのものです。
一回さらーっと軽く目を通した程度なのですが、とても面白かったのでこちらの記事も是非。

今回はいつも以上に文章がまとまってませんーすみませんご容赦!

 

 

子供の声がうるさかったコンサート

去年9月に東京国際フォーラムで行われたマリオ30周年コンサートに行きました。コンサート自体はもう最高だったので詳しい感想はこちらへ

そのとき私の後ろに家族連れが座ってました。よく見ませんでしたがおそらくお父さんお母さんは30代前半〜中盤くらい。お子さんはお二人…だったかな?どちらも小学生低学年かな?といった感じです。

なんのクッションもなくいきなり本題に入っちゃいますけど、申し訳ないくらいうるさかったんですよね。お子さんが。
そして両親ともに子供に「しー」と言ったり「しずかにしようね〜」と言うだけで、例えば連れて出るとか、休憩中にどっちかが子供を連れて帰るとか、そういうことをしなくって。

コンサートはスピーカー出力もあってなかなか大きな音量だったので子供の声に演奏がかき消されることはなかったのですが、子供達はお父さんお母さんに自分の声を聞いて欲しいからおっきな声で喋るんですよね。そりゃそうだ。
子供の「マリオまだー!?」「マリオ出ないじゃん!!」「つまんなーい」を何度聞いたことか。

恐れず言いますが、とても腹が立ちましたし、とても迷惑でした。
2、3回ならまぁまぁと思えるけども、コンサート中3分の1くらいはずっと声が聞こえたんじゃないかな。

でも子供の方からすれば何時間も座りっぱなしだしキャラクターが出てくるわけでもないし、そりゃつまんないよねと思うんです。
話しぶりから親御さんに「マリオも出てくるからねー」みたいなことを言われて来たんじゃないかと思うし。
しかも子供にとっての1時間って体感的には大人の3時間くらいじゃないですか。そりゃつまんないし大きな声出したくもなるよね。

 

子供にはコンサートって退屈じゃない?

私も小さい頃クラシックコンサートに連れてってもらったことがありますが、当時何が面白いのかまったくわからなくて苦痛以外の何物でもありませんでした。
だって長いし。聞いてるだけだから退屈だし。曲も別に好きじゃないし。

演奏中あまりに暇でゲームボーイしたかったんだけど、それを事前に母に聞いたら「ボタンのカチャカチャが気になっちゃうからダメ」と言われて、当時はそんな音気になるかよバーカくらいに思ってたんですけど、今思えば母は正しかった。笑
仕方ないからじっとして、頭の中で数字数えたりして暇をつぶし、寝れたらすぐ終わるから儲けもん、くらいの感じでしたよ。
今でこそ音楽好きですけどね。

 

コンサートは一期一会だから

こういう自分の子供の頃の体験もあるので、一般的な、音を楽しむコンサートにお子さんを連れてくるのには基本的に反対です。いいこにしてるなら何も言わないけど。

「じゃあ親はコンサートに行けないじゃないか!全部我慢しなきゃいけないのか!」という意見もあるでしょう。
でももし私が同じ立場だったら、子供をどこかに預けるとか、それが難しいなら例えば前半はお父さんに子供二人任せてロビーにいてもらって、後半はお父さんと交代って感じにするかなぁ。ロビーなら画面越しとはいえ一応演奏も聞こえるし。
まぁこれは完全に例でしかないですけど、でもそのへんは家族の中で解決して欲しいなと思う。
他のお客さんを巻き込まないでほしい。
だって子供の声で無関係なゲーム音楽ファンのコンサート体験を邪魔しちゃうわけですよ?
あぁあああぁあぁそうやって書くとすごい罪深いと思うやっぱり!!

コンサートは音との一期一会です。その一瞬にしかその音楽は楽しめません。
実際私は邪魔されてしまったわけです。100%楽しむことができなかった。
やっぱりねぇ、腹立つし悲しいです。
特に「つまんなーい」の一言は何故か私の心にグサッときましたね。悲しくなってしまった。すごーく水を差された気分でした。
今でもそのコンサートを思い出すとそのご家族のことまで思い出されて、まぁムカッとします正直。笑
コンサート自体は本当に素晴らしかったからこそ、残念ですよね。

 

コンサートと子供の関係

「一般的な、音を楽しむコンサート」と書きましたが、最近ではクラシックや劇版(映画音楽など)で「親子で楽しむコンサート」的なものも盛んに行われていますよね。
もし小さい時から生演奏に触れさせたいと思ってるならそういうコンサートに行ったらいいんじゃないかなぁ。
そういうところなら多少お子さんがうるさくても、そういうことが起こりうる環境で聞いてるわけだから、まだ許されるんじゃないかなぁ。
私は行ったことないので想像でしかないんですけど。

今回は私の体験も混ざってるのでゲーム音楽コンサートの話に限ってますが、きっとコンサートとお子さんの関係性っていうのはジャンルに限らず議論されてることなんだろうな。

あ、でも今回のブラスエクシードさんのように「ゲーム音楽コンサート」でそういう試みが行われたということはとても尊いことだと思います。
ゲーム音楽コンサート」の発展を感じて嬉しい。 

 

なんだか上手くまとまらないまま唐突に終わる。笑
大体書きたいこと書けたしー。

あんまり言葉が選べなかったけど悲しい誤解がないことを祈りつつ投稿!

読んでくださってありがとうございました!