期間限定で開催されてた「天野尚 NATURE AQUARIUM展」に行ってきました!
実は私学生時代に、全然違うんだけど似たような作品(なんのこっちゃかもしれないけど知ってる人ならわかってくれると思う)を作ったことがありまして。
これは行きたいなーと思っていたのです。
最初は友人と行ったのですがあまりに良かったので家族に猛烈PRして、2回も行ってしまいました(*´∀`*)
素晴らしかったです!
天野尚「ネイチャーアクアリウム展」
今日は天野尚さんのネイチャーアクアリウム展に行ってました!実は2回目!何度も見たいくらい素晴らしい。
— ぶっとび@3/3CREID全曲演奏LIVE (@buttobimusic) 2018年1月19日
撮影OKだったから特に好きだった写真と展示を上げます。まず写真を3点。→ pic.twitter.com/OtjL76G2Dk
写真2枚とディスプレイに映ってた写真を撮ったもの1枚。→ pic.twitter.com/NplRh217Gg
— ぶっとび@3/3CREID全曲演奏LIVE (@buttobimusic) 2018年1月19日
1枚目は写真。ラスト3枚は実際展示されてた水槽をiPhoneで撮影しました。本当にどの作品も素晴らしかった。常設にしてほしいくらい。 pic.twitter.com/sZHhaia7pn
— ぶっとび@3/3CREID全曲演奏LIVE (@buttobimusic) 2018年1月19日
しかも2回目は平日の昼間に行ったので人も少なく、しっかりと写真に収めることができました。撮影OKの展示の嬉しさ!
でも写真じゃ伝わらないのよね…やっぱり本物を見ないと。展示されてる天野さんの写真をスマホで撮っても、違うのよ。写真の作品はやっぱり写真で見ないとね。ややこしいですが伝わったと信じる!笑
写真でも絵でも展示でも、やっぱり自分の目で見て肌で感じるのが一番だよね。でもこうやって写真に撮って残しておくと思い出すとき精度が上がるからとっても良い。だからたくさん撮りました。満足(^ω^)
— ぶっとび@3/3CREID全曲演奏LIVE (@buttobimusic) 2018年1月19日
私の大好きな「わびさび」
最初に新潟やアマゾンなどの自然の美しい写真が大きく展示されてました。
この時点で私の好みドンピシャなものが多く静かにテンションが上がる。
私「禅」的なわびさびの雰囲気が好きなんですよ。枯山水庭園とか最高ね。あと坪庭とかお茶室とか。
そういうわびさびを感じる写真がとっても多かったんです。
写真の横の説明にも「わびさびを感じさせる」みたいなことが書いてあって、あぁやっぱり意図的だったんだなと納得したり。
不思議だったのは、日本の風景じゃなくてもそういう雰囲気の写真があったことですね。それも説明のところに書いてあって、作者と同じことを感じられたことがまた嬉しかったり。
ファンタジーな水槽の世界
そのあとネイチャーアクアリウムの写真や説明動画があって、最後に実物の水槽がたくさん並んでました。
やっぱり実際の水槽で見るとまた感動が違います。ほんとどれもとっても綺麗!
石の形や色、背景の色、配置、空間の残し方…どれも少し違うだけで全然違った作品になるんですよね。
例えば角が取れてる丸みを帯びた石が置かれてると「川」を感じるんですよ。
他にも、ゴツゴツした大きな山脈のように見える石とか、水草が密集してるとうっそうとした森に見えたりとか。魚が空を飛んでるようにも見えたり。
なんだかとてもファンタジーで、ものすごく想像力を掻き立てられました。
もし人がいたら小指の爪くらいの大きさで、この道を通って山脈を登るんだろうなとか。空想の世界に遊びに行ける感じ。
"自然と共存する"
ネイチャーアクアリウムって水槽の中で生態系ができてないといけないんですね!
見た目に綺麗なだけじゃダメで、ちゃんと水草も生き物たちもあの中で生きていけないといけないんだとか…。
これにかなり衝撃を受け、同時に感動しました。
そしてこれまでの写真を見てても感じられる、天野さんの「自然に対する敬意」とか「愛情」というものを彼の作ったこの水槽たちからも感じられて。
自然が好きで、残していきたいと思ってるからこその作品というか。
世界には日常とかけ離れたものになっている作品もあります。異質なものとして存在するものというか。それはそれで意義深いことです。
でも天野さんの作品は、自然そのものを突き詰めてるというか、とても自然体で、私たちに寄り添えるような作品です。
うーん、難しくて上手く言葉にできないのですが、なんかそれっていいなぁって。
私は好きだなぁと思った。
人は自然と生き、自然にかえる。そんなことを感じた展覧会でした。
アジア諸国の活躍
そうそう、ネイチャーアクアリウムの大会というものがあるらしく、最後に今年のグランプリや過去の受賞作の写真が展示されてたのですが、これが意外にもアジアの活躍が目立ちまして。
日本、中国、ベトナム、タイ、マレーシア…などなど。
アジア諸国のもつ感性が活かしやすい分野なのかなぁと思ったりしたのでした。
そんな中数年前に受賞したフランスの方の作品は、さすが芸術の国って感じで、感性が他のとちょっと違った気がしました。
いやー私はこれ好きですねー。
お国柄が出てる気がしておもしろかったです。
もしまたやるようなら行きたいなー。とっても楽しかった!
好きなものがまたひとつ増えて嬉しい私なのでした。