ゲーム音楽セッションはいいぞ。
いきなり楽団に所属するより気楽に演奏できる。
「ゲーム音楽弾きたいなぁ…楽団に入るのがいいのかしら…」
そんなフォロワーさんのツイートに「セッションって手もありますよー!」と送ったのが今年の頭。
そのときふと「もしやそんなに認知されてないのでは?」「当日何やってるかもよくわからないのでは?」と思い、これは由々しき事態じゃないかと。
というわけで、1年半ほど前に初参加・怒涛の勢いでハマってしまい現在セッション漬けな私が、ゲーム音楽セッションについてざっくりまとめてみました!
あくまで一例にすぎませんが「セッションてどんなことしてるんだろう」という方のお役に立てれば!
- 「ゲーム音楽セッション」とは
- どんな場所でやってるの?
- おいくらくらいかかるの?やる曲は?人数は?
- 演奏技術は?下手だと参加しづらい…
- メンバーはどうやって集まってるの?
- 楽器弾けないけど聞いてみたい…!
- あとがき
「ゲーム音楽セッション」とは
ゲーム音楽セッションとはそのものズバリ
楽器を弾ける人たちが集まって好きなゲーム音楽を弾く遊び
のことです。
(弾けない方も集まってたりします)
たぶん感覚的に一番近いのはカラオケ。
上手い下手関係なしに集まってみんなで数時間歌う。
あれが歌じゃなくて楽器になって、ポップスじゃなくてゲーム音楽になっただけです。
どんな場所でやってるの?
スタジオが多いです。おそらくリハーサルスタジオと呼ばれるところ。
それか公民館の音楽室みたいなところ。公園とか青空の下でやる会もあります。
スタジオは、雑居ビルですってところから小綺麗なところまで様々。
私がよく利用しているスタジオノアはどこも綺麗で快適です。建物、お部屋、お手洗いなど全部が清潔で綺麗。女性におすすめです。
スタジオには譜面台やマイクスタンド、ミキサーなどが常駐されてます。他にもアコースティックピアノがあったりドラムがあったり。お部屋やスタジオによります。
スタジオの機材を借りることもできます。マイクやキーボード、カホン、エフェクター、ビデオカメラなど。部屋を予約するときに合わせてお願いしましょう。追加料金がかかる場合とかからない場合とあります。
お部屋の大きさもコンパクトな3帖から35帖以上と様々。サブルーム(控え室のようなところ)がついてるところもあります。人数と用途によって使い分けましょう。
おいくらくらいかかるの?やる曲は?人数は?
金額は場所代(+借りる楽器代)のみなのでそんな高くはなりません。
人数と時間にもよりますが、スタジオだったら3時間で1500〜2500円くらいかな。公民館だともっとお安い。
演奏する曲もメンバーによって様々です。
FFやDQのような有名なRPGから格ゲー、ネトゲなど、可能性は無限大!
メンバーさえ集まればなんでも演奏できます。ドマイナーな曲も弾けます。(私はあるゲームのアレンジCDのセッションとかいうドマイナーなことやりました。最高でした)
事前にやりたい曲を出し合って、余裕があったら各々ちょっとさらってくることが多いかな?
でも事前情報無しに突発的に始まる場合も多々あります。むしろこっちが真骨頂かもしれない。セッションだし!
知らない曲になんとなく入ってみてもいいし、疲れたら弾かずに聞いててもOK。過ごし方は自由です。
人数はもう2人から無制限ですよ!2人でも立派なセッション。13人くらい集まってもなんとかなるものです。
男女比も様々ですね。
まーでも男性が多い印象があります不思議と。平均7:3くらい?
ゲーム音楽の男女比がそもそもそんななのかもしれませんが、ようはメンバーによります。
大体セッション後は打ち上げがあります。
セッション中はセッションに関係あることくらいしかしゃべらないのでメインの交流は打ち上げで。
というのも基本弾いてるので意外と喋る時間がありません。笑
不思議と一緒に演奏した後はお話も盛り上がるもの。音楽の力を感じますね。
交流面倒な方は打ち上げ不参加でも全然問題ないと思いますよ!
演奏技術は?下手だと参加しづらい…
上手い人しかいないんじゃないか…
自分のレベルじゃ迷惑なんじゃないか…
自分みたいな下手な人が弾いてたらみんなつまんないんじゃないか…
ハッキリ言いましょう。
誰もそんなこと気にしてません。
セッションは上手い下手じゃないです。弾きたいかどうかだけです。
なので「ほんとは弾きたいけど私下手だから参加できないや…」ってのは愚の骨頂!
弾きたいの?ならやろう!これだけでオールオーケーです。
なんなら曲うろ覚えでめっちゃ間違えながら弾くこともあります。臨時記号落としたり音程悪かったりもします。
でも誰も気にしません。みんなうろ覚えでグダグダになってあははって笑ったりすることだってあります。それも楽しいんです。
上手い下手は二の次ですよ。
それでも本人がどうしても気になるなら、事前に数曲だけでも練習しておくといいかもですね。周りが気にしなくても自分が気になっちゃったら楽しめないもんね。
上手い人もいます。そしたらその人にリードして貰えばいいだけなんです。
演奏レベル関係なくみんなで楽しく演奏する。セッションとはそういう優しい場です。
メンバーはどうやって集まってるの?
私の場合ツイッターで呼びかけて集めることが多いです。
演奏者の友達は演奏者であることも多く、「この曲やるならこのパート欲しいなー」ってときは集まった人の友達に声かけてもらったりとか。
定期的にイベント開催してるところもあります。
mixiのコミュニティもあるし、ゲー音部さんとかもそういう感じだと思います。(気になる方は検索してみてください)
探せば意外とあるようです。
楽器弾けないけど聞いてみたい…!
セッションによっては見学枠がある場合もあります。
私個人としてはゲーム音楽好きはみんな仲間ですし、特にマイナーゲームの場合は生演奏なだけで希少だと思うので、希望者さんがいたら見学OKにしたいと思ってます。
実際見学OKのセッションを主催したこともありますが、演奏側も見学者さんもみんな楽しく過ごせたと思ってます。
見学者を受け付けない場合もあるので、何事も主催さんに聞いてみるのが確実ですね。
あとがき
さて全体的にこんな感じでしょうか。
もし何か気になることなどあれば、お気軽にコメントかツイッターででも聞いてください。私でよければお答えします。
それか、ぜひ一緒にセッションしましょう!笑
セッションは気軽にやってOKなんだぜ!
この記事でセッション参加のハードルを少しでも下げられれば幸いです。