先月のツイッターでの自分の発言をまとめました。
こういうのってまとめとかないと忘れるんですよ!
というわけでほとんど自分メモです。
しかも自分の発言にリプする形で呟いてたらここでは見にくくなってしまった…。
補足したい欲あるけどもとりあえずほんとにまとめただけー。
そうか…当たり前だけどゲーム音楽には演奏者って概念がないからクラシックみたいに「この曲は好きだけどこの人の演奏は好きじゃない」ってことが起こらないんだ…わたしゃ未だにドビュッシーのベルガマスク組曲の演奏で「これだー!」ってのに会えてないのよ…そんな探してもいないけども…
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月29日
まーあれよね。例えばピアノアレンジ出したとして、例えばそれを他の人が演奏したバージョンのCDがあったとして、それどっちも売り上げ落ちる気がするもんな。
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月29日
こないだの「ゲーム音楽には演奏者って概念がない」(こう書くと語弊ありそうだけど)話、フォロワーさんからのリプでまたいろいろ考える。昔のゲームの場合のサウンドドライバは個人的な感覚からいくと演奏者より楽器に近い感じ。スタインウェイで弾くのかベーゼンで弾くのか的な。
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月30日
昔のゲーム音楽は演奏者がいない分「演奏」に込められた念のようなものがなくて、その余白部分に各々感情を入れやすかったんじゃないか的な。最近の生演奏BGMはこっちを「乗せてくれる」感じ、昔の方が「入る」感じだなぁっていう。
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月30日
なんだろう、上手く言えないけど、機械で鳴らすBGMの場合と生演奏BGMの場合、聞き手=プレイヤーが想像力で補う領域が違う気がするんだよね。きっと機械BGMの方が聞き手は理想の演奏を脳内で補完して聞いてて、それは同じ曲が流れてもシーン毎にちょっと違うんじゃないかな。
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月30日
生演奏BGMの場合、演奏面ではもうバチっと決まってて固定されてるからそういう聞き方は出来ない。でもその分きっと聞き手は皆一様に同じイメージを共有することができる気がする。そういう意味では機械BGMの方が聞き手が演奏を作ってるみたいな感じ?それが「乗せられる」と「入る」の違いかも?
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月30日
ちょっと逸れるけど、ゲーム音楽は公式音源=ゲームで使われた音源(サントラになってるトラック)ってのがあるけどクラシックには「公式」はない。楽譜しかないんだもの。楽譜に書かれた情報だけが公式であって、それを読み取って演奏するのはそういう意味ではすべて非公式になるのよね。
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月30日
楽譜から読み取って奏法を考えるのと、ゲーム音源(この場合機械BGM)から読み取って奏法を考えるの、どっちも同じようでいて違うんだろうなぁ。いや同じなのかな。同じかもしれない。バイオリン弾いててどこスラーにするとかここはmfにしようとか…うん、一緒な気がするな。
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月30日
日本文学科の姉にメイチェンした話をしたら「省略は日本の文化だから省略されたところから想像力を膨らませるのがもともと好きな人たちなのよ」的な話を聞いて確かにーー!!!となった次第をメモっている。
— ぶっとびは配信やってる (@buttobimusic) 2016年7月30日
※メイチェンするとは
FF10のキャラクター「メイチェン」が『語っても、よろしいですかな?』というセリフと共にその土地のこととか人物のこととかを詳しく話してくれるので、うちでは語る行為のことを"メイチェンする"と言ってるのです…w