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「よりみちるんたった」反省


昨日完成しました!以下反省!




コンセプトはこんな感じ。

・「よりみち」な感じを出す
→よりみちは気軽に楽しく、わくわくしながらするもの。そういう雰囲気。
・わくわく感やスキップを想起させる軽やかなリズム
・あまり作ったこと無い楽器構成(金管でのリズムや途中のホルンメロディ)
・曲の展開を意識。たくさん展開しつつもまとまりのある感じ。一番メインのセクションをより良くさせるための展開のさせ方。
・音の赴くままに。変に弄くり回さない。思い切ったこともする。
・音が鳴ってなくても不安にならない!
・ずっと聞いてても不快にならない程度の音数の少なさ、シンプルさ。
・ミックスのお手本になる曲を決めてそれを目指す



この曲は世田谷アートフリマに出品するにあたって、私達の団体「よりみち:works」のコンセプトを元に作曲しました。
「よりみち:works」は私とあと2人による団体で、「絵本かき、漫画かき、音屋の3人で思い思いにものをつくりながら一緒によりみちを楽しむひとの集まりです」。(チラシ文そのまま)
水彩画のポストカードやイラスト原画と、繊細な書き込みによる絵本タッチのポストカード、イラスト原画、スタンプなどを販売しました。
その絵たちの雰囲気や、絵に描かれてる動物、物語なんかもイメージしながら曲を書きました。


リズムのある曲の場合、クオンタイズじゃダメですね。実際聞きながら自分の感覚で音の配置を替えていったのですが、この方が絶対気持ちいい。知覚によるリズムを作らなければ。

あとロングトーンは適当でもいいからエクスプレッションを書くべき。ただ鳴ってるのよりも全然良い。
今回は「オートメーション タッチモード」じゃなくて「マウスでかちかちエクスプレッションを書く」という手法でやりました。

作曲自体はわりとすんなり出来たかなー。勿論それなりに苦戦したけど、でも比較的楽だった気がする。


ミックスは、いつもは「何を聞かせるか、大きくするか」ということを考えながらしてるんですが、今回はその逆で「何を小さくするか、後ろへ引っ込めさせるか」ということを意識しながらやってみました。これはなかなか良いですね。引き、を考える。大事なこと。
あ、これは作曲するときも意識してたかもしれない。メインをより良くみせるための引き算。

耳につく・特徴的な音であるアコーディオンは意図的にボリュームを下げました。音量が無くても耳がいく。だからこそ下げないと目立ちすぎる。
お手本を決めて時々それを聞きながらミックスしてみたけど、これは良い。耳のリセットにもなる。
バーブはそこまで深くかけずにまとまらせることを意識。中域をEQで上げてみたけどやめて結局いつもの感じに。


タイトルは途中経過をアップするときに仮決めで「よりみちるんたった」にしたんだけど、結局そのまま落ち着きましたw



こんなもんかなー。
次はどんな曲を作ろう!





compose:17.5h
mix:5h
TOTAL:22.5h