先日ライブアライブのリメイクをクリアしました。
神リメイク大感謝ありがとう
直後姉に怒涛のLINEをしたのですが、そのままほとばしる思いをブログにしたためようということで、
勢いで3000文字ほど書き散らしました。
この記事自体は最終的に5000文字になりました。へへっ。
ぶっとびはライブアライブは15年くらい前?に、当時もうライブアライブ大好きだった義兄のプレイを横で見てたって感じです。
なので自分の手でプレイしたのはこのリメイクが初。
とはいえそのときからすごく好きでした〜音楽もゲームも〜。
そしてこのリメイクでさらに好きになりました。マジ神ゲーさいこうだった
もちろんネタバレを多大に含みますので、リメイク版をクリアしてない方は絶対見ないでくださいね!!!!
では、クリア直後書き散らしへどうぞ。
- 最高のリメイクに大感謝
- 最終編新要素
- 「MEGALOMANIA」のアレンジ
- 新曲:「GIGALOMANIA」
- 新曲:「魔王オディオに捧げる絶望のフーガ」
- 他、音楽について手短に
- 音楽を大事にしてくれてるゲームで嬉しい
- 最高のリメイクを本当にありがとうの気持ち
最高のリメイクに大感謝
いやもうほんと、本当に最高のリメイクだと思う。めちゃ感動した。いや元々原作が最高にいいのは知ってる。でもそれにして、最高のリメイクだと思う。
まぁちょいちょい思うところはあるよ!!
「待ってたわ〜♡」が改変されてるのとか何への配慮かよくわかんなくて「世の中ー!」って気持ちになるし、
個人的には戦闘中のオルステッドは「見切った!」とか言わないで息遣いとかだけにしてくれた方が話し始めたときの「シャベッタァー!!!!!」感強いだろうなぁとか思ったし、
時々TIPSとかロード画面とかで情緒が途切れちゃうし、
「そうか それは 気の毒に…」も声が出ない方がゾワッと感増すのでは?とか、
妙子のパンツもないし、バーボンじゃなくなってるし、
など
でもそれはさぁ、現代でリメイク出すならある程度しょうがないよねって思うわけ。
そしてそんなことはどれも瑣末なことだと思わせてくれるほど、本当に全体のクオリティが最高で、本当に嬉しい、本当にありがとうという気持ちでいっぱいになる。
これ以上のリメイクはないんじゃないかと心から思うわ。
最終編新要素
めっっっっっちゃよかった……………………熱かった…………泣けた……………
仲間が大勢いることを活かせる演出もだし、
オルステッドがsinオディオに取り込まれていく辛さ、そこから少しずつ出てくるときの高揚感、
オルステッドが憎しみに一太刀浴びせる、しかも当たり前だけどそれを私の(プレイヤーの)手でやらせてもらえるという………泣いちゃう………
その後のカメラワークもいいよね!!!!!!!!!!オルステッド視点で見たあと、これまでの最終編主人公視点になるの!!!!!!!!!!!
「なんで?」っていうのはさ、うるせぇこまけぇこたぁいいんだよ!!!!!!!!!!!!
そんなこと言い出したらなんでオルステッドが全時代のオディオを従えられるのかとか全時代から主人公を呼び寄せられるのかとか、いろいろそのへんはファンタジーなんだからさ!!!!!!このゲームはそういうところをちくちくするゲームではないので!!!!!!!!
いやほんとさいこう。さいこうね。
「MEGALOMANIA」のアレンジ
音楽の話するね!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!
まず何回もTwitterで言ってるけど、「MEGALOMANIA」のアレンジが天才ね。ここからはびっくりマーク乱打になりそうだからむしろ真顔でいくわよ。
「MEGALOMANIA」のアレンジ天才ね。天才。本当にありがとう。大感謝。本当に心から、ありがとうございます。
そもそも原曲がちょっと神掛かってるじゃん。当時あの一番おいしいとこゲーム内で聞いたとき鳥肌立ったし思わず黙っちゃって口開けて聞いてた覚えがある。
そんな唯一無二の神曲。アレンジすると往々にして「原曲のがいいけどこういうのも好き〜」って感じになるじゃん。
でも今回のリメイクはさぁ!!!!!!すごい!!!!!!!!!すごい原曲へのリスペクトもすごいしすごい考えられると思うんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
びっくりマーク控えようぜって言ってたじゃんね。
いやなんか、こう、こういう曲のアレンジってさ、作ってる人が悦に入って「俺の思う一番カッコイイMEGALOMANIAはこれだ!!」って感じになりがちだと思うのよね。解釈を挟まないというか。それはそれでよし。
でもそういうのって、なんつーかギタリストが考えるメガロマニアはギターがかっこいいし、ピアニストが考えるメガロマニアはピアノがおいしい、みたいな、偏りのあるものになりがちというか。アレンジャーの楽器の造詣ありきというか。
他にもこう、ファンの思い入れを多分に含んだアレンジになるというか。(ファンがアレンジしてんだから当たり前なんだけど)
それを個人の好きなアレンジとしてYoutubeとかに発表するのは全然いいんだけど、個人的には「公式」がリメイクで採用するアレンジとしてはいまいちだと思うんですよ。
でもだからといって無難なアレンジになっても、それはそれでOKではあるんだけど、おもしろくはならないという……でも攻めたアレンジの方がいいということでもなく……
だから最近のリメイク・リマスターの原曲アレンジって本当難しいと思うんだよね。
これもあくまでも私の意見であって、十人十色感覚や意見はあるわけだし。
でも今回のこのアレンジはなんかそういう、「ファンの人の思い」ってアレンジじゃなくて、やっぱプロフェッショナルによる熟考されたアレンジって感じがするんだよね。
当時の「MEGALOMANIA」を現在にリメイクするとこうなる、って姿を見せてくれた感じがする。
原曲を知ってる人へのフックとしてオルガンの上がりのときに前の拍にちょっとこぼして驚きを誘ってるところ最高。
そもそもそこの音色をオルガンにしたところが、オディオとの関連性をほんのりと示唆する感じがして最高。
(※追記:これ原曲もオルガンなんね、さっき聞いて気づいたわ。最初から関連性を示唆してたわ最高か)
2週目で足されたフレーズや電子音によるアクセントも、原曲と同じくわりと地味で。
足された合間を埋めるシンセのフレーズ、元々のメロディとハモるじゃん。ユニゾンもするじゃん。最高じゃん。でも毎回ハモったりユニゾンするわけじゃなくて、2回やったら休むじゃん。
その2週目の2週目(なんて言ったらいいの)、足されたフレーズがちょっと高いとこまでいってハモるじゃん。オクターブユニゾンになることで元のメロディの輪郭が強調されるみたいになるじゃん。最高じゃん。
でさ、この曲はそもそもずっとメロディがハモってる曲なのよ。だから元々「ハモる曲」なわけ。たぶんそれがわかってて「ハモる」というモチーフを拡大してるアレンジなんだと思うのよね。
しかもそのあとのオルガンのところは1週目とあんまり変えてないんだよね。むしろ一緒か?
それはもうあのオルガンのメロディがあれで完成されてるから、余計なことはせず主役を主役としてそのまま配置してるって感じ。
もう今書いたことすべてが『プロによる最適解』だと思う。こんなに最高のアレンジになるとは本当に思わなかった。原曲の拡張版って感じ。本当にありがとう。アレンジャーはどなた!?!?!!?!?!?!(サントラ解禁するから絶対調べるぞ)
新曲:「GIGALOMANIA」
「GIGALOMANIA」も最高だったんだよな…………………。
この曲もわりと地味じゃん。現代に作る新曲なら、しかも下村さんならアンタもう「アポカリプシスノクティス(FF15)」だってできるわけよ。
なのにこの、音数も多くなく、盛り上がりすぎず、ガンガンバンドサウンドでもフルオケでフルコーラスってほどでもなく。さいこうか。
やっぱりSFCのリメイクのゲームの曲なんだよなっていう。その塩梅ね。さいこう。
全人類思うことを私も思ったけど、「届かぬ翼」のフレーズ聴こえると泣けるって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのあとギターきて熱くてくさい感じになるのかと思ったらそうでもなく、トランペットで「MEGALOMANIA」のフレーズ聞こえてくるところもいい。一回だけなのがまたいい。
そう、でもやっぱり新しく作った曲だねーって感じでおもしろいね!!
この曲は実際の楽器で弾かれることを想定してるなって感じがする。そもそもど頭のピアノの入りが「演奏」だもんね。演奏ありきのフレーズ。実はSFC時代ではあんまりやらない感じのフレーズだと思う。
あとピアノがメイン張る曲って下村さん最近多いけど、ライブアライブの頃はそんななかったからそれがちょっと新鮮だった。
新曲:「魔王オディオに捧げる絶望のフーガ」
そーいやもう一つの新曲「オディオへのフーガ」(略式でごめん)、オルステッドがオディオになったとき初めて流れる認識で合ってる?
もうすごいよかったこれも。すごいよかった。
曲がちょっと無理な転調をしてその後も細かく数回転調して、最後は結構落ち着いてこれまで聞いてきたオディオの曲と同じ感じになるの、
どんどんオルステッドが壊れてくけど徐々に落ち着いてきて本当に魔王になってしまった感あってすごくいいです。
これまで聞いてたオディオの曲はあくまでも他人がオディオに対して感じてた、客観的な曲で、
この新曲はオルステッドの一人称の曲な感じがする。憎悪とかが滲み出てるというか。それがすごくいい。
他、音楽について手短に
他にも音楽はいっぱい言いたいことあるけど、今無心で書き出したらちょっと落ち着いてきたし、もう1時間弱で3000字も書いてるので手短に。
音楽、全体的にすごくよかったよ。「MEGALOMANIA」だけじゃなく、どの曲もプロの解釈による現代版を聞けて私はとても嬉しいよ。
幕末編は原曲と調が違う?楽器的にだいぶしんどいもんねたぶん。
そういうのも無理に原曲通りにしないで、一番いいパフォーマンスができるように変えるのいいと思うめっちゃ。
「Live for Live」が唯一のED曲で、そのあともスタッフロールが続くんだけど、「セレクトアライブ」、「クライアライブ」、「ウォームアライブ」、「届かぬ翼」、「ライブアライブ」で終わるのもすごくいいよ。
ここに余計なED曲を増やさない采配さいこうですありがとう。
あ、生楽器だからだと思うけど、どの曲も原曲みたいな「ッパーン!」って音色じゃないのは、最初ちょっと残念な気持ちにすこーしだけなったりもした。
「ライブアライブ」のド頭のトランペットとかね。「MEGALOMANIA」のド頭も。なんかバリッとそこから始まりましたアタック感!って感じじゃなかったもんね。オルガンの音色全般もちょっとふわふわしてるというか。
でもそれは、なんつーかその音色が聴きたくなったらSFC版聞けばいいかーって感じで、オッケーですって感じです。
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はい、ここまでがクリア直後の書き散らしです。
数日経って思うことは、本当に最高のリメイクだなってことですね。同じですハハ。
音楽を大事にしてくれてるゲームで嬉しい
あとそう、スタッフロールの位置でも思うけど、すごく音楽を大事にしてくれてるゲームだなと思う。すごく嬉しいよ。
ゲームももちろん素晴らしいんだけど、音楽も素晴らしいもんね。
当時から思ってるけど、音楽の使い方も最高に素晴らしいです。
「Unseen Syndrome」のベースだけ流れるとこ本当怖すぎるあそこでああやって曲が使われることで更に怖さを引き出してるさいこう。
最終編の戦闘曲が「ライブアライブ」なのめっちゃいいよね!!!!!!!!!!
各時代のオディオと戦うシーンは、3回?くらい見ることになったんだけど(普通にその時代のラスボスとして、オルステッドで最終編を始めたとき、他の主人公で最終編を始めたとき)、それもBGMによってこちらの受ける印象が違うなってところもおもしろいし。
オルステッド最終編のときの「魔王オディオ」からの「MEGALOMANIA」はなんかもうこっちに大義があるように感じるし、各主人公の最終編で「ライブアライブ」で見るときのあの高揚感たるや!!!!!!
「MEGALOMANIA」が流れるたびにめっちゃテンション上がるんよな。
ボイスがつくと音を出すタイミング難しくなると思うんだけど、あの台詞「あの世で俺に『わ』」のタイミングで「MEGALOMANIA」流れるの最高でしたありがとう。
スタッフロールで演奏者の名前が列挙されてたのも嬉しかったな〜〜〜!
最高のリメイクを本当にありがとうの気持ち
他ゲームの内容でもいっぱい語りたいことあるんだけど、でももう5000文字になってるし一旦終わろうかなと思いますよね。
しかし最高のゲーム、最高の音楽、最高のリメイクでした。何度でも言いたくなってしまう。本当にありがとう。
そもそもライブアライブがリメイクされるってこと自体が夢のような話だったのに、こんなに最高のリメイクが見られて本当にありがとうという気持ちです。
すごく楽しかったしすごくいろんな気持ちになった。めっちゃいいゲーム体験をした。
エンディング見たあと感動でぼーっとしちゃう時間がとれてすごく嬉しかった。
これで週末のライブアライブコンサートに心置きなく行けるね!!!!(この日までにクリアが目標だった)
コンサートめっっっちゃいい席なので楽しみです!!!!!
でももしコンサートが微妙でももうチケット代はお布施だったと思えば全然、もうなんてことないです。実質無料で生演奏が聴ける!!!!
いつまで経っても終わらんから終わろうね!
最終メンバーはユン・キューブ・おぼろ丸・アキラで、プレイ中ガトリングガンで3回は死んだぶっとびでした!!